簡単なプログラム15

配列データの属性を教えてくれるプログラムを書きます.

dtype 各要素のデータ型
ndim データの次元数(ベクトルは1,配列は2)
shape 各次元の長さをタプルで表したもの

これらのコマンドを調べたいベクトルや配列の変数の後ろにくっつけるだけでそれぞれ教えてくれます.

j = np.array([[1.0,2.0,3.0],[4.0,5.0,6.0]])
print j
print j.dtype
print j.ndim
print j.shape
print j[0,2]

実行結果は,

[[ 1.  2.  3.]
 [ 4.  5.  6.]]
float64
2
(2, 3)
3.0

となります.

次に, 配列のデータをファイルに書き込みをするプログラムを書きます.

NumPy配列データをファイルに書き込むためには, np.save()を使います.
テキストファイルにする場合は, np.savetxt()とします.

o = np.arange(24).reshape(4,6)
np.savetxt('data1.txt',o)
p = np.loadtxt('data1.txt')

これによって, 4行6列の配列のテキストファイルが保存されました.